ハードディスク絡みの続きです。EarlGrey Tearoom さんの記事 「Dドライブはもう不要!」 と言うものを読んで、SONY が今年からプリインストール済みのドライブを C のみの1パーティションで出荷していることを知りました。日経パソコンオンラインでは、現在でもパーティションを区切り、D ドライブにはデータを入れることを推奨しているようで、この SONY の対応について質問状を送ったらしく回答の要旨を記事にしています。 → 「Dドライブはもう不要!」と判断したソニーの論理
どっちが正解でしょうねぇ。
昔から長らく Cドライブ(OS領域) と D ドライブ(アプリケーション/データ領域) と分けて使っていた私ですが、今使用している ThinkPad ( OS は WindowsXP Pro )が Cドライブ 1パーティションで構成されていた(*1)のを機に「1パーティション」でも問題はないかなと思っています。
昔々の Windows3.1 以前の時代は、ドライブを2つ( または、それ以上 ) に分けて D ドライブにアプリケーション/データという具合にインストールすることが当たり前でした。現在のようにとてつもなく大容量なディスクがなかった時代ですが、レジストリなどという「気味の悪いファイル」(爆) などは存在しなかった時代で各アプリケーションは独自に初期化ファイルを持ち、そこに自分の設定を保存することが一般的だったと思っています。(*2)従って、Windows自体がソフト的な要因でクラッシュしてもアプリケーション領域のバックアップがあれば、Windows を復旧した後、バックアップから戻すだけでたいていは元通りに戻すことも可能だった訳です。( なかには Win.ini に設定を書くものもありましたが... )
現在ではレジストリにプログラムの登録情報やら、いろいろな情報が書き加えられているのでこの手は使えません。ディスクを丸ごと戻せない限り、たいていは再インストールの憂き目に遭います。(*3)
また、インストール先を Dドライブに指定しても、勝手に "Program Files" 配下の "Common Files" ディレクトリに共通プログラムを詰め込んでくる、極悪非道な(笑)アプリケーションも多いですから、迂闊に C ドライブの容量を小さくすると後々泣きを見ることもありますしね。( 笑えないんだなこれが...会社関連で回りの状況を見ていると。 )
XP 以前の Windows は C ドライブをあまり大容量にしてしまうと、障害が発生した時に FD から起動できなくなると言うようなことがあったようなことを覚えています。もちろん CD Boot できれば何も問題はないのですが、Windows2000 のくらいまでの時代は、CD Boot できないマシンも多く存在していましたのでパーティションを分ける意味もありました。でも、もうさすがにそういうマシンも少ないでしょうしね。↓の記事で書いたようにハードディスクってのは壊れる時は壊れますから...
ただ、気になるのは SONY の回答にあるように、「大半のソフトウエアは、1ドライブの構成を想定して作られています」 と言うような記述ですね。何でもかんでも "Program Files" などというスペースが入った「不気味なディレクトリ」(*4)がインストール時のデフォルトディレクトリになっているからと言うことかもしれませんが、このように断定的に言われると「ちょっと違うんだけどなぁ」と言いたくなります。
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*1) もっともこれには理由があって、標準でついてくるディスク丸ごとバックアップユーティリティ( 現在の Rescue and Recovery ではなく Rapid Restore だったかな。これが、1パーティションでなければ正常にバックアップを採ることができなかったため、と言う理由もあった。 )
*2) 最近はこれをやると「行儀が悪い」と言われるらしい。まぁ、どっかさんの「勝手なセキュリティ確保の論理」のせいのようですが...
*3) 復旧機能は無くはないようですが...
→ 一応追記しておきます。ASRの利用 WindowsXP 以降、標準機能として利用可能。ただし、FDドライブが必要になる( 最近のPCはFDがオプションだったりしますし、USB-FD だとレガシー機能を有効にしておかないとbootできなかった気がしますので誰でも簡単に利用できるという代物ではありません ) とか、例によって全サービスの停止は不可能ですので「完全な」バックアップは、これだけでは不可能です。試したことはないですけれど...(笑)
*4) スペース入りのディレクトリなんか大嫌いだ。