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2007.02.04

タタールスタン

短波帯で放送している時間帯が時間帯なので休日しか聴く機会が無く ( ついでに良く忘れるので... ) それほど聴いているわけでもないのですが、タタールスタンからの放送が比較的良好に日中に受信できます。
もっとも良好なのは、14:10 ~ 15:00 15105kHz 、この他に 16:10 ~ 17:00 9860kHz、18:10 ~ 19:00 11915kHz ( 時間はいずれも JST )がありますが、16:10 からの放送は少々信号が弱く、18:10 の場合は( 先程確認したところでは ) 「それらしき放送が聞こえている」 程度です。( 最初の回は、タタール語とロシア語、後ろ二回はタタール語の放送 )。いずれもタタール共和国外の自国民向けの放送で Talk プログラム中心ですが、時折「いわゆるロシアの曲」とは趣が異なる音楽を聴くことができます。
例によって今日も気がついたときには15時前で 1回目の放送は最後の15分ほどを聴いたのみ、2回目は開始時はカスカスで IS らしき音楽がかすかに聞こえるのみでした。その後、持ち直しましたがノイズが多くてちょっと辛い感じですので、聴くのであれば 1回目を狙うべきでしょう。( ただし、今日の19mB は 15250kHz あたりの強烈なジャミングが 15:30 くらいまでバンド中に広がっていて少々鬱陶しい状況。 )

あまりなじみのない国ですが、ソ連の崩壊後のロシアからの独立宣言→復帰など、この国もドラスティックな動きが起こる可能性がある国の一つです。

ロシアの人気歌手 Алсу( アルスー )もタタールスタン出身
CDジャケットは 「19」

タタールスタン共和国公式ホームページ( 英語 )

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コメント

タタールスタン共和国ウエブサイト見ましたが、タタール語ページには先日の白ロシア語に負けず劣らずのキリル文字と独自に作られた様な文字が並んでいますね。拾い読みしてみますとアジア語の一派の様に見えますが、内容はさっぱり判りませんでした。『タタール』と言う定義は何かしら曖昧で、この場合はカザンを中心とした地域に住む、イスラム化された人と言う様に見るべきなのでしょう。タタール人には何度も会った事がありますが当然の事ながらロシア語を話しており、風貌もロシア人と区別がつきませんでした。
それにしましてもモンゴル語と言い、タタール語と言い、ウズベク語、旧モルドヴァ語と言い、ことごとくキリル文字基盤で書く様になってしまったのですね。読む事はできてもロシア語で手一杯です。私はスラブ言語学者ではないので憶測でしか物が言えませんがロシア語の名詞格変化が、ある名詞単語の語尾の母音(または子音)で変化が決定されるとすれば、恐らく古い時代には子音で終わる名詞単語の後ろにはЪ(子音分離記号)を伴っていたのではないかと思われ、更に古い時代にはこの記号は多分英単語のmakeやtake等の最後のeと似た様な音価があったのではと思われます。

投稿 吉川 | 2007.02.19 20:40

吉川さん、コメントありがとうございます。
Wikipediaによるとタタール語は当初はアラビア文字表記→アルファベット表記→キリル文字表示と変遷があり、最近はまたアルファベット表記に戻す動きがあるとのことです。(これに対してロシア連邦は連邦内の言語表記はキリル文字を使わなくてはならないという決定を下しているようで、いろいろと火種はありそうです。)
当初、アラビア文字表記と言うことですのでキリル文字で表記していても独特の文字が並んでいるのではないかと思っています。(英語の発音記号のような文字が多いですね。当然、私は記述内容については見当もつきません。笑)
昨日の昼間は15105kHzを聴いていたのですが、中東の雰囲気のある音楽が割と多くロシアの音楽とは一線を画しているような感じでした。

投稿 h.toku | 2007.02.19 21:59

手元の資料によりますと、タタール語はアルタイ語系突厥語族西北語支に属する言語で、同族がカザフ語、キルギス語、バシキール語となっていますね。ソ連の頃、カザフ語はふんだんに聞けたのですが、今は中国の中央の少数民族向けが一番聞きやすいでしょうか。新彊のカザフ語プロもありますが。キルギスは4010で聞けますね。お仲間を見れば分かるとおり、かなり純正トルコ語に近いグループですから、トルコ語を頼りに類推するのが早いかも知れません。

投稿 高崎 | 2007.02.20 21:38

地理的な面も影響しているのでしょうが、タタール語、カザフ語などはロシアに存在しながらも(カザフスタンは独立しましたけれど)中国やモンゴルまで分布しているっていうのが凄いところですね。こういうところは島国の言語とは違う(笑)。
そういえば昔はカザフからは短波でR.Almatyじゃなくてアルマアタってところが聞こえていましたね。

投稿 h.toku | 2007.02.20 23:35

何とタタール語は元来アラビア文字を借用して書かれていたのですか。後にローマ字表記になったと言う事はトルコ革命時のケマル・アタチュルクの文字改革の影響でも受けたのでしょうか? またロシア連邦政府の文字に対する規制を考えますとキリル文字によるロシア文化支配政策の一片を垣間みる感じがします。カザフスタンのラジオ・アルマアタは随分昔に3Mhz台で午前4時頃英語放送があった記憶がありますが今も英語放送をやっているのでしょうか?
地理と国境と民族を考えますと高崎様のコメントに関連して、国境は後になって支配者が都合良く線引きしたと言う気がします。実際、中国の内モンゴル人と話をしますと、会話はお互いモンゴル語で充分意思疎通ができるのですが、私がキリル文字基盤で書くモンゴル語を彼等は読む事ができず、その逆に彼等が書く縦書きのモンゴル語を今度は私が読む事ができずと言う状況にしばしば直面します。
話は全く変わりますが、昨夜よく寝る事が出来ず深夜2時から3時頃49mb, 41mb辺りをワッチしていましたところ、北京放送のルーマニア語放送やらズワヒリ語放送やらが強力に聞こえていました。相変わらずこの国の国際放送も珍しい言語がオンパレードだなあと実感しました。それにしましても北京放送を聞くに及んであの国の外国語教育は一体どんな内容なのかつくづく疑問です。

投稿 吉川 | 2007.02.21 08:36

北京出版社の世界的語言からの引用で。
原典は'The Language of the World' ,Fnck & Wagnalls,1975で、これの中国語訳のようです。

鞑靼语〔也写作Tatar〕是苏联分布最广的语言。在俄国欧诫洲部分和西伯利亚、都有人讲这种语言。
操鞑靼语的、有500万人。他们分成几支。其有人最重要是伏尔加鞑靼人、他们住在伏尔加及其支流流域。
伏尔加鞑靼人集中住在鞑靼苏维埃社会主义自治共和国〔首都∶喀山〕、这里人数有150万。
他们还集中住在巴什基尔苏维埃社会主义自治共和国〔首都∶马法 〕、这里人数约有100万。
鞑靼人的第二个分支是西伯利亚鞑靼人、人数约有7万5000人。住在西伯利亚的西部。

鞑靼语是一种突厥语言、属于阿尔泰语系。鞑靼人第一次出现在俄国历史上、是十三世纪的事。那时候、他们是蒙古人、踏遍俄国的大部分地区、并且定居下来进行统治。
这个是新国家叫做戈尔登·霍德〔Golden Hore、意思是金色的蒙古游牧部落—译者〕、定都于萨
赖、也就是现在的阿斯特拉罕附近。
但由于它距离蒙古帝国的首都大远、加上蒙古统治者人数太少、所以它最后土耳其人所吸收。
当戈尔登·霍德于十五世纪开始崩溃的时候便出现了几个鞑靼王国—喀山王国、阿斯特拉罕王国、克里米亚王国和西伯利亚王国。一个世纪以后、这些王国又一个一个地倒向俄国。
鞑靼语原来采用阿拉伯文字、现在使用西里尔字母。字母表中附加字母∶ ə、Ө、Ү、Ж、Н、 和h。

タタール文字が入力できん…。フォント入れても相手が読めないか。əは発音記号で代用、本当は大文字で。Ө、Үはモンゴル文字で代用。Жは本当は一番右の足にひげが生えた奴。Нも同じく右足にひげ。

アルファベット表記になった歴史は、部屋に帰って本棚を探せば出てくるかも。

カザフの海外向け放送は、残念ながらすべて中止されているようですね。国内向けの短波もすべて止まっていて、民族音楽ファンの私は寂しい限りです。中国の放送は概ね大嫌いな私ですが、新彊および中央のその辺りの地域言語の放送だけは好んで聞いています。

投稿 高崎 | 2007.02.21 20:42

こういう場合も考えて、本文とコメント欄の1byte Font設定ではThomaを指定しておいたのですが、タタール文字までは考慮していなかったな(笑)。
迂闊にこういうことを書くとまずいような気もしますが(笑)、ウイグル自治区あたりは別な国として扱った方がよいのではないかと言う気もしますね。中央政府の圧政の問題があると言う話もあり、きな臭い動きがあるところですし...
昔々に聴いたラジオ アルマアタは当時のBCLラジオでも良好に聴けた気がします。ソ連からの独立の際にロシア語の響きがあるアルマアタからアルマトイ(本当は語尾はティか?)に変わったんでしたっけ?

投稿 h.toku | 2007.02.21 21:30

カザフの首都(だった)アルマトィは謎がいっぱい…。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AB%E3%83%9E%E3%83%88%E3%82%A4
概ねこの通りだと思うんですけど、Алматыでリンゴの里、産地を意味するという説も多いですね。しかし、手元の辞書には-ты-が里につながるような記述が見つけられず、よく分からないです。
ソビエト時代にはロシア語でАлма-Ата、カザフ語でАлма Атаだったと記憶していますが、Алматыも併用されていたような。カザフ語の放送でははっきり'あるま・あた'と読んでいましたけど。
ыは(ロシア語と近いのなら)硬音の「い」で、口を「う」の形にすぼめて「い」を発音、なので仮名表記に当てはめられず、とい、とぅい、とぅ、てぃが混在するのでしょう。
今は遷都しているようですね。

投稿 高崎 | 2007.02.22 21:15

現在はカザフスタンは遷都しているんですね。まだ、海外ラジオ聴き趣味が復活前でカザフスタンなんて国名を忘れかけていたころに、記憶が呼び覚まされたのは1998年だったかのワールドカップ予選でした(笑)。終了間際に無念の同点ゴールを決められた試合、地名は「アルマアタじゃなかったんだっけ?」って不思議に思ったことを妙に覚えています。
ロシア語超初心者の私はロシアポップスの曲名でも、歌手の名前でも ы の文字が出てくるとなんて読んで良いのか躊躇してしまいます(苦笑)。

投稿 h.toku | 2007.02.22 23:57

中国語の引用ですか(汗) 一語一音節、名詞格変化無しの中国語は私には相性が非常に悪くさっぱり理解できずにおります。1980年頃だったでしょうか、4800Khz台で良く聞こえていた遼寧人民広播電台にダメもとでロシア語で手紙を送ってみましたら3週間程たって返事をもらったのですが、びっくりするほど上手な日本語で書かれた手紙が入っており、沈陽市の絵葉書が同封されておりました。けたたましい京劇音楽、甲高い中国語の響き、超強力電波で微弱局を潰す中国の放送ですから大嫌いになるのもうなずけます。
ロシア語のЫですが、これは基本的に母音Иがイーと言う硬い音の母音に対する軟らかいイーを表す文字です。軟らかいと言う事は音の響きが若干暗いと言う事ですからその発音は奥歯を軽く噛み合わせて口をイーの形に保ち、下あごを軽く奥に引きながらイと言えばその音になります。

投稿 吉川 | 2007.02.23 14:48

す、すみません、下手な訳を付けるぐらいなら原文のままが良いかと思いまして。適当に翻訳エンジンに喰わせてやって下さい。m(_@_)m
旧ソ連の連邦構成国家だった国の放送を聞く上で、それぞれの辞書ぐらい欲しくて色々探したのですが、なにせネットなんかない時代、神田へでもまめに出かければ手に入ったのかも知れませんが、貧乏な頃にそれもままなりませんでした。ソ連の本は新刊案内が来て注文してもいつ届くのやら、数年かかるのは当たり前でした。地域的にソ連/中国発行のものが多くなり、入門書もロシア語で書かれたトルクメン語の教科書とか、ウズベク語の教科書とか、中国語で書かれた突厥言語研究なんたらとか、変な本ばっかり(笑)。「放送」と「ニュース」と「天気」を調べて終わりだったりするのですが。

投稿 高崎 | 2007.02.23 20:59

高崎さん、
学生時代は神保町に入り浸っていた時期もありましたけれど、さすがにカザフ語の辞書とかは見かけた記憶がありませんでしたねぇ(笑)。
吉川さん、
解説ありがとうございます。アルファベットにない独特のキリル文字にもだいぶ慣れてきましたが、ыはъ、ьと混同してしまい(恥)躊躇してしまうという感じですね。

投稿 h.toku | 2007.02.23 22:45

高崎様、いえいえ、お気になさらずに。単に私が中国語を勉強していないだけの事ですので。ロシア関係書籍では色々とご苦労をされた様で、私も同じでした。当時ロシア語ですら良い辞書が無く、更にロシア生活に結びついたロシア語会話等となりますともういっそソ連に留学させてくれと言いたくなる程資料がなかったです。Toku様、Ыは分解しますとЬ+Iになります。I(イオタ/アイ)の前に軟らかい音ですよと言う記号Ьがくっついています。Ъは子音が分離しますよと言う意味の記号ですからこれがあると子音部分を分けて発音する事になります。(СЪел ス・ィエール、シェールではない。食べてしまったの意味)
中国語は殆ど分かりませんので、それではその隣の韓国は、隣は何を言う人ぞとばかり今朝早起きをしましたので4時30分頃、891KhzのKBS釜山第1放送を聞いてみましたところ何かのインタビュー番組で年配の方がどこぞの港のそばにあったホルモン焼き屋の話をしており、6m近くの長さのある小腸を25cmに切って熟成するとその間にアミノ酸が云々、韓国は美しく澄んだ国ですから当然料理も大変美味しいものがある云々と早朝からうまそうなお話しをしておりました。さすがに韓国まで来ますと何となくNHKに似た感じですね。何年か前に私はこの釜山の送信所を見た事があります。ご存知の通り実際の送信所は金海市に在り、馬山方面から釜山に延びる高速道路が海に面する所に巨大な送信アンテナ群がありました。海のすぐそばから送信しているからでしょうか、この放送も何処でも聞こえる様ですね。

投稿 吉川 | 2007.02.24 08:16

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