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2006.10.18

日本沈没
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原作は筒井康隆、原典が小松左京の「日本沈没」で、そのパロディであることは皆さん知っての通りです。つまり、「日本沈没」の主題の対偶ですね(笑)。日本という狭い国を除いて地球上に存在する陸地が全て沈没してしまったらどうなるか...アメリカの言いなりになり、「過去の経緯」( 歴史の経緯だったかな?) を合い言葉に迫る中国と韓国に押され気味の日本が、世界各国から押し寄せた外国人難民を受け入れる中でとたんに強い立場になってしまう...小説が書かれた当時の1970年代 日本の「西洋人コンプレックス」に加えて、現在の東アジア外交に対する鬱積(?)をパロディで茶化している、そんな映画です。
まぁ、なんと言いますか...小説で読んだ内容に、現在風のアレンジを加えてそのまま映像にした感じのためか、原作では単純に「ブラックパロディで引きつり笑いを生じさせる」というところから乖離してしまっっているような感じを受けたり、「少々やり過ぎなのでは...」と思ったりして少々複雑な思いです。物議を醸しそうな台詞(*1)が至る所に出てきますので、まじめに見てはいけません(苦笑)。

原作が書かれてから30年以上も経っているため現代向きのアレンジも入っているのですが、終わり間近のテロまがいのシーンで「北の独裁者」が登場するシーンは、素直に笑えるところかもしれませんね。( いや、今は笑えないか... )


*1 村野武範扮する安泉純二郎総理( この名前からしてパロディですが、村野武範自身は最初に映画化された「日本沈没」の主役を演じていたということもパロディの一つになっている ) にへつらう中国、韓国の国家元首に対して、国連事務総長が「おまえたちの言っていた過去の経緯はどうした」と問い詰めるシーンとか...
*2 タイトルを敢えて昔の小説の表題 ( もちろん文庫版は縦書きでしたが... ) 風にしてみました。こういうときには blog はやりにくい (苦笑)。

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